こんにちは、理学療法士の巧です
気付いたら3月以来のブログで、早くも2016年年の瀬です。
みなさん、お元気でしょうか?2016年はどんな年でしたでしょうか?
ブログを9ヶ月間も放置している間に自分の周りにはいろいろな変化がありました。
 
まずは、就職しました

昨年の9月から今年の3月までの6ヶ月間、整形理学療法クリニックの派遣理学療法士として日本でいう老健施設のような場所で高齢者や認知障害の方たちのリハビリを中心にパートタイムとして働いていました。それまでの間にも就職活動には苦労したこと、その会社からオファーをもらえたこと、パートタイムならその間も就職活動を続けられることなどを含め、その職場に就職を決めました

正直、思い描いていたものとは全く別の現実、またその間の就職活動もうまく行かず、ストレスで思い潰されそうでした。3月というタイミングは米国にいる外国人としてとても重要な就労ビザ申請の最終月です。満足していない勤務内容、職場環境との心中を約束するその会社とのビザ申請を決断するか、またビザに苦労する1年間を経験するか。正直自分の未来がどうなるかわからなく、日本に変える決断も半ばしていました。





結果的に自分の下した決断は、この職場を辞める、ということでした。





それから約1ヶ月後、この決断が功を奏してか、奇跡的に理想的な職場からオファーを頂きました

それまでの間、書類だけで落ちたものを入れたら100以上の職場を落ちました。
海外での就活しかもビザが必要となると決して容易ではありません。
今の職場は就労ビザをサポートしてくれましたが、その際に会社が払った金額は日本円にして約50万円
普通に考えたらビザの必要がないアメリカ人を雇った方が良いのは明らかです。


4月に就職が決まったものの、ビザの手続きが難航したりその間に大使館に行かなくてはいけないのも含め日本に帰っていたりして、結局7月からこの職場で働き始めることになりました。


前置きが長くなりましたが、今の職場はペンシルベニア州フィラデルフィアにある

MossRehab 
です

リハビリテーション病院として全州で10位ペンシルベニア州で1位にランクインされています。
フィラデルフィアにはペンシルベニア大学やトーマス・ジェファソン大学の大学病院など大きな病院はたくさんあり医療サービスではそちらが遥かにレベルが高いと思います。もしかすると、医療提供者や患者層ともに国籍・人種が様々なことや、テクノロジーや義肢・装具などリハビリテーションに力を入れているというのもありその評判があるのかもしれません。

 
私はいくつか病院キャンパスがある中の一番古い(リハビリ施設が大きい)キャンパスの外来病棟で働いています。ここには約25人のPTとOT、ST、ハンドセラピスト全て合わせて30以上のセラピストが在籍しています。月に約1、2度は別のキャンパスの急性期入院病棟でも働いています。

外来病棟では整形外科および前庭リハチームとしてそれらの患者層を対象にリハビリをしています。
周りのセラピストのレベルの高さ、チームワークや職場環境の良さ、大変ではあるけども充実している患者層、全てに満足しています
 

ビザのサポートや学費のサポートをしてもらっているので、しばらくはこの職場で経験を積んでいこうと思っています学べいることがたくさんあるのでまた少しずつでもブログで色々なことをシェアできていけたらいいと思っています



メインで働いているキャンパス!
AEMCPhila

2012年にオープンされた新しいキャンパス!
AEMCMont

MossRehabの母体であるアルベルト・アインシュタイン病院の命名を許可してくださったアインシュタインの銅像!
Einstein


P.S.
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遅くなって本当に申し訳ありませんが、ご確認ください。